「これさえやっておけば、その財産で食べていける」みたいな「うまい話」はこれからは通用しない。
これは私の持論だが、自営業をするなら営業力は絶対必要だ。シェアを毎年拡大出来なければ、ある時、突然不況に陥るような事態に陥る可能性が出てくる。いくら技術があっても営業力がなければ広められない。これはイコールビジネスセンスにもつながって来る。
弊社のプランナーや管下代理店にも言える。高い数字を出すプランナーはそれだけお客様に支持されているということだ。
よく「社長は数字しか見ませんね」というくだらないこという人間もいる。
じゃあ聞くが数字を出していない人間が、お客様に何をどれだけの数、貢献させて頂いたというのだ。
屁理屈こねて「私はやっている」とその場をごまかしても、お客様はついてこない。
数字が止まるということは、それなりの技術しかお客様に提供出来ていないからだ。もしお客様が納得していれば、紹介が絶えないと思う。
また、保険料が高いか安いかを提案することが仕事だと勘違いしているプランナーがいるとしたら、将来どうなるかはだいたい想像できる。
つまり、自分のマーケットを選定し、そこに顧客満足度を最重視した技術の取得・提供を徹底する。そして、「そのサービスをなぜ受けるべきなのか?」をしっかり大多数プレゼンする。この時、重要なことは「誤魔化さない」ということだ。
正々堂々と王道を突き進むのだ。
マーケットの満足度を与えることが最重要事項。それを根っこから理解していれば、プレゼンは絶対に変わる。
しかし、自分の「志事」を誤魔化している方は、きれいごとを営業の時に言ってしまうのだ。
これからの時代、「誤魔化して」「うまい話」になることはまずない。
自分の事業をしっかりプレゼンし、理解して頂く活動を自らすることで、力がついていくのだ。
この基本をはずして、自営業は語れない。