弊社グループ代理店に銀行出身者がいるのだが、「保険」の基本ができていない。
ある保険会社の直販で仕事をしてきた方なので、研修も受けてきたはずだが、「売る」ための研修は、コンサルティングからはほど遠く、このままでは永続的にビジネスを続けることは出来ない。

保険を語る上で重要なことは、トータル的に保障されていること。
例えば自動車保険で掛け捨てがもったいないから対人を無制限から1000万円に下げようなんて馬鹿な人間はいないわけで・・・。

掛け捨ては悪だという無能なFPの話を鵜呑みにしていたら大変なことになる。
保険は、根拠に基づいた保障を考えることが基本になる。
ここを外して保険設計は考えられない。
お客様の人生に降り掛かる大津波を想定し、防波堤を築くことが我々コンサルタントの役割である。

来店型でお客様が保険会社を選べますと言っても、結局、店側が選んでいる。理由は簡単でお客さまは素人だからだ。
設計士がプロでなければ保障の掛け方が変わるのだ。

積み立て重視で保障が手薄になってはならない。
万が一が起こらない前提であれば、保険を掛ける意味がない。
コンサルタントは、金融屋さんではない。
プロとしてお客様のリスクをヘッジし、「夢」のサポートをしていくべきだろう。