昨日の記事で、住宅が減税措置で「我急げ」と建てた結果、ローンを払いきれなくて破綻している方が増えていると書かれていた。
繰り上げ返済を前提に65歳~70歳までローンの払込期間を延ばし、目先、払えるようにして結局、景気が落ち、学資と重なったりして、破綻に追い込まれているケースが多い。
競売にかけたところで家を失い、ローンは残り最悪の状況に追い込まれるだけだ。
私は基本的には、30代の世帯持ちの優先順位は、
①学資②老後生活設計③医療・介護の充実③余力があれば住宅
「城を持って初めて一人前」、そんな考えで人生設計していたら、生涯の3分の1を住宅ローンで使ったりして・・・。
払いきったら財産・・・、財産なのは、土地だけで建物は評価0。
今の家は、土地よりも建物の価値の方が高いのでローンの半分以上は評価が落ちていくものに掛けていくことになる。
老後は長い。FPは夢を叶えることが仕事というが、現実をしっかり把握し、お客様を商売の目から見た顧客サービスから守っていかねばならない。
日本版サムプライムが来てもおかしくない恐怖を感じる記事であった。