老後の資産形成の話でよくアメリカの考え方が出る。
私が26歳の時(今から11年前)に私もFPの資格を取得し、FPとしての業務に興味を持ちいろいろと調べたり、その他の資格を取得したりした。

結論から言うと、アメリカのFPは基本的には年収2000万円以上の方々を対象に投資信託や株を活用した投資型FPが活躍しているとのことだった。
アメリカといえども投資の歴史は浅く、その当時流行りでもあった401K、確定拠出型年金に当たるものが投資を加速させた。

投資で資産を増やすというのは、ある所得層から上の方でなければ、税金・諸費用など見た時に対して効果が見込めない。
私も投資性商品を扱った経験から、少額ではちょっとした食事代になるぐらいだ。そのためにリスクをとって諸費用をプランナーに支払うのはそれこそ無駄な投資ではないだろうか?

分散投資をしていたら相場の上げ下げで打ち消しあって、10年保有すると6%複利でまわっているというデータがあるが、あくまでもデータに過ぎず、今回のような世界恐慌になると分散しても意味をなさない。

高い保険料を払う=悪であるという方がいるが、その考え方はどうかと思う。資産形成は様々な角度から人生において起こりうるリスクを考えながら、目的に応じて振り分ける。特にセカンドライフに資金を送る努力が必須である。

これから先、人口減という大きな問題に直面し、年金、医療、介護と30代のセカンドライフは、明らかに親が受けてきた公的支援と違う。
だから準備のためのコストがかかる。
このリスクを安く準備できるはずがなく、保険料の3分の2は資産系が占めるわけだから当然、準備して頂く保険料はそれなりになる。

私は何も考えず安くしてほしいという方は、我が社のコンセプトにはお互いに合わないと思うのでお断りしている。
人生を快適に過ごして頂くためのプランづくりが我が社のコンセプト。リスク回避のための道具として保険を活用し、資産振り分けのお手伝いをし会社が担当プランナーが「快適人生の実現」に尽力させて頂いているのである。

たった一度の人生。自助努力の時代がすぐそこまできている。
サービスの質は対価に比例する。安物の高買いにならないように「人生のコンセプト」を定めて資産形成を考えられることをお勧めしたい。