午前中に長崎県諫早市である法人様と意見交換をさせて頂いた。
しっかりとしたお考えを持たれた後継者ではあるのだが、中々、事業承継がうまくいかないとのこと。
北九州でもそうだが、いつまでも先代が代表者として歳を重ねてしまうと、会社が疲弊してしまう危険がある。
特に昨今、各分野において改革が進み昭和からの事業形態が通用するもの、しないものと、はっきりしてきた。
事業承継とは企業としての理念を後継者に伝承し、仕組みの入れ替えをしながら新しい代の会社に育てていく。その際の相談役として代を引き渡す社長が大きな役割を果たすのだが、これを良しとしないことが多い。
社長として晩年を迎えた時、最後の大きな仕事は間違いなく「事業承継」である。
お客様・取引先・従業員が安心出来るのは、事業承継がうまくいっていることを感じることである。
今日は、このようなことを意見交換しながら有意義な時間をすごすことができた。
感謝。