元来、企業で働くということは、プロ(専門家)として結果を出すことを義務づけられている。
しかし、やり抜く前にあきらめたり、最初からやる気がなかったり、プロ根性に欠けているサラリーマンが多いように思う。
あるスポーツ漫画で監督が選手に伝えた面白い言葉がある。
「下手糞の上級者への道のりは、己が下手さを知りて一歩目」
目標を定めること、そして目標と現状の自分の実力とのギャップを謙虚に受け止めることから上級者への一歩が踏め出せるということである。
目標を「なったらいいな」的な設定で取り組んでいるのは論外である。
なぜ、その目標を目指すのか?
つまり選んだこの志事でどれだけの貢献をしていくのか?
「言われたからしかたなくやってみようかな」という、いつまでも子供みたいなことをするのでは、どこの企業も必要な人材として採用することはない。
ましてや言われたことすらしない者は、働く場所はなくなっていくだろう。今の労働者に優しい法律は、社員にしてしまうと会社が弱いため、簡単に社員募集をかけにくく、失業率を上げることになるのではないだろうか?
褒めて伸ばす
プロの世界ではほど遠い。
プロと言われる世界で長年生きている人間から自分に対して「ほめてもらいたいからやる!」という人はいない。
自分がレベルアップをすることで大きなマーケットが関心を持ち、「手に入れたい」「本当に出会えてよかった」と感じて、ファンになって頂けることを想像できるからワクワクするのだ。
最初は下手糞でも、何を目指しているのかで努力量が変わる。
そして今の自分に対しても適正な評価ができるのだと思う。
私も経営者としてまだまだ伸びるところがたくさんあり、社会にもっと貢献できるように精進していこうと思う。