今日は、法人担当の名切と長崎に行き、ある介護施設を経営している後継者の方と面談であった。
北九州でもそうなのだが、後継者問題というか、いかに先代が後継者に譲るかが大きな問題になっている。
いつまでも自分が健在であるという前提で、事業承継が遅れてしまい、気が付いたら後手に回るケースが多々ある。
一体、税理士などの士業の方々は何をしているのだろうか?
士業=志業のはずなのに・・・。
そして引き継ぎが遅れる多くの原因がコミュニケーション不足である。
膝と膝を突き合わせて、先代の考え方ごと引き継ぐことが大切であると私は考えている。
これは帳簿や知識の問題ではなく「メンタル」「マインド」「絆」という目に見えない「感」の部分なのである。
だからこそ、コンサルティングとは「状況把握」が大切であり「条件把握」だけではないと考えている。
今日もA4の用紙のみでヒアリングと意見交換をさせて頂いた。
パンフレットを持って売りに行っても、それはコンサルティングではなく「販売」しに行っている。
信念を持って魂に訴えかける感じである。
コミュニケーション終了後、お客様の方から「顧問料をお支払いしてもいいからお任せしたい」と言って頂いた。
ありがたい限りである。
コンサルタントとしての付加価値を常に意識する事が、マーケットの「顧客満足度」とリンクすると信じている。
これからもご期待にお応えできるように努力精進する所存だ。
感謝