昨日、お墓参りをしてきた。
旺信の初代が眠るお墓を前にした時、「使命は貢献」という言霊が心に響いた。
50年以上前、保険代理店の制度自体があやふやであった時代から、初代中尾義虎は、自分が起こした事業が後世まで引き継がれるように、「旺信」という屋号をつけたという。
その当時は、「○○保険代理店」みたいに自分の名前を屋号にもってくることが多かったのだが、初代は事業観が長けていたのだとつくづく感じる次第である。

「旺信」の名前の由来は「信を得るは、王の如し」

「信用/信頼を得る志事をさせて頂くことで、王のような地位に立つ」という意味である。
2代目(現会長)はその遺志をついで損害保険代理店として大きく事業を伸ばしてきた。

そして3代目の私は、さらに「社会に貢献できることは何なのか?」と考えて、生命保険も含めたコンサルティング業に着手している。

初代の墓前に立った時、自然と力みが消えて、ある言葉だけが自分の誓いになった。
それは・・・

「貢献なくして繁栄なし」

初代中尾義虎おじいさん、ありがとうございます!