基本的に私は代理店スカウトをするのに生保経験・未経験者問わず、「素直に行動する方」以外、興味を持たない。
経験者ほど、「前はこうだった」みたいな、今では通用しない過去のやり方を念頭に話を聞く、馬鹿らしい方が多い。
保険代理店業は外務員とも違うし、外資系の直販とも違う。そもそも自立して自分で屋号を付けてすべて自分で作り出していくのだから、レベルが違うのだ。
それを昔の外務員の次元でこの仕事を計られても「それは違うだろう」と言いたい。
1から事業として始めるのに過去のうまくいかないことを基準に取り組まれても「それじゃ何年も続かないよ」と言いたくなる。
クライアントのニーズはすさまじい速さで変化する。それはなぜか?
答えは簡単だ。情報革命により社会全体の変化のスピードが速いからだ。
ここに疎い金融関係者が担当になるとクライアントも遅れてしまう。
だからお付き合いだけで保険を決めるなんて時代は終わっているのだ。
保険料が高いか安いか、そんな当たり前の話ではなく、もっと深い「お客様の立場のコンサルティング」を「熱意」をもって取り組むことが今後必要になる。
「売る」ためのコンサルティングではなく、「解決するためのコンサルティング」を提供するのだ。
素人で「熱意」がない人間はこの業界は辞めた方がいい。
社会に迷惑を掛けるだけだ。
この業界を変えるべく「理念・ビジョン」を持った代理店を育成→輩出していくことは急務だ。